子供を最優先にする前に

心・生き方

こんにちは。Beauty air Yukiの川端由起です。





お子さんと意思の疎通がうまくいっていなくて

『子育て、このままでいいんだろうか』と不安を抱えているお話を伺ったりします。





私にも二十歳の娘がいて、一人暮らしをしているので

『子育て』という時期は終わってしまっているのですが

この20年間、私の方が育ててもらったなという感覚があります。





もともと、一人の時間が大好きで、

自分のペースを乱されるのがとっても苦手な私。



でも、もちろん、子供にはそんなことはお構いなしですから

ホント、イライラすることが、よくありました。





子供のこと・自分のことに追われ

毎日、セカセカバタバタ。





自分のことは後回しにして、子供のことを・・・と考えるお母さんは多いと思います。



家族のためにとセッセと動いて、ふと気づいたら、

『あっ、もうこんな時間』といった感じに一日が終わっていく。



そんな毎日の繰り返し。





でも私の場合、『子供を最優先に』と思いながらも、

疲れて帰って来た時には、娘の話を聞くのも面倒で

鬱陶しいとさえ思ったこともありました。



『私には母性というものがないのか』と、真剣に悩み

『優しくない私は母親失格。いやいや、人間として失格でしょ』くらいに思って

よく自分を責めました。





これじゃダメだ!

こんなんじゃダメだ!





そんな風に『理想の母親にならなきゃ』と、頑張って娘と付き合ってきたつもりが・・・



2歳を過ぎたあたりから、娘が頻繁に咳をするようになりました。



お医者さまから言われたのは、『ストレス性のチック咳』





そう診断された時には、ものすごいショックを受けました。





何がこんなにストレスをかけさせてしまっていたのか・・・





いろいろ考えました。



そして、多分、

私が全然楽しめていない中で

娘と接していたからなんだろうなと思ったんです。





たとえば、積み木遊びをしていたとしても、私にとってはそれがつまらなくて、

そばで本を読みながら、たまにチラッと見て『上手だねー』と声をかける・・・みたいな。



娘はきっと私と『楽しいね』と言いながら、一緒に遊びたかったんだと思います。



だから、読んでいる本の上に顔を乗せてきたり、

私の顔を両手で挟んで自分の方へと向かせたり。





でも、その時の私は、

娘は好きなおもちゃで遊んでいるだけで楽しいんだし、

その娘のそばにいるんだから満足しているにきまっていると、思い込んでて・・・





声をかけてはいても、

雰囲気で、私の心がそこにないことくらい、幼い子供は敏感に感じ取りますよね。



私と一緒にいても、娘の心は孤独感でいっぱいだったのかもしれません。





そこで、

娘の好きなことを無理やり楽しんでいるフリをするのではなく

私の好きなことに、娘を巻き込むようにしました。





すると、いつの間にか

娘のチック症状が治まっていたのです。





楽しんでいるフリではダメなんですね。



それでは、お互い、良いことなしですから

『子供のために』と自分を犠牲にするのではなく

お母さん自身が、もっと楽しんでほしいなと思います。





娘の症状に悩んでいた頃、『頑張りすぎなくていいんだよ』と

背中をさすってもらったことがありました。



背中に感じた手の優しさが、ピーンッと張りつめていた心をフッとゆるめてくれて、

堰を切ったように涙があふれてきた時のことが忘れられません。





人の手にはそんな力があります。





緊張やストレス・不安や心配などで力が入っているお客さまの心を

フッとゆるめられる施術を、この大きな手を通して

これからも伝えていける自分でありたいなって思います。





『母の日』の今日を

思いっきり楽しくお過ごしください。



最後までお読みくださいまして、本当にありがとうございます。