必要以上に背負いすぎている人へ
こんにちは。Beauty air Yukiの川端由起です。
『疲れやすい』とおっしゃられるお客さま。
その方の脈は、
精気が感じられないほどに弱々しいものでした。
まさに、自分の存在を消そうとしている感じ。
そんなことをお伝えすると、
『なるほどなぁ…』といって思い当たることをお話をされました。
その方は、お義母さまとご主人・お子さん3人と暮らしていて
聞いているだけで、目が回るような忙しい毎日を送られています。
嫁いだその日から、お義母さまに
『家事は、すべてあなたにお任せします』と言われ、
どんなに忙しくても、お子さんが泣いていても
ゆったり座ったまま、一切、手は貸してくれず、
『お茶の時間だけど、まだ?』『これを直しておいてほしいんだけど』と
遠慮なく頼みごとをしてくるような方だそう。
ご主人にも、中学・高校生になるお子さんたちにも手をかけながら、
お客さまご自身もフルタイムでお仕事をされているお姿は
もう私には到底、真似できないレベルで、尊敬しかありません。
ご家族から声をかけられると
『何を言われるんだろう』とドキドキと緊張して、
ふと、『消えてしまいたい』と思う時があるんだとか。
でも、もっと長く積み重ねられた想いがあるように感じたので
『実のご両親とのご関係は、いかがでしたか?』と
問いかけてみました。
昔のことや、無意識に封印したものは
なかなか思い出されなかったりするので
しばらくマッサージの気持ちよさに身をゆだねてもらい
身体が緩むのと同時に、心がほぐれてくるのを
静かに待ちます。
みぞおちあたりを触っていた時に、
ある光景が浮かんだようで
『そういえば…』と、思い出したことを教えてくださいました。
幼いころからお父さまに、とっても大事にされていたようで
いつも『大丈夫か?』と心配し、何でも先回りしてやってくれるような
環境で育ったようです。
過干渉と呼べるくらいにまで、年々、
お父さまからの手のかけられようは強くなり、その鬱陶しさから
『お父さんの眼中から消えたい』と思うようになって
なるべく早く家を出ようと思ったんだと。
『いろいろ世話を焼かれすぎて
「放っといてほしい」「全部、自分でさせて」と願っていたことが
結婚した今、全部叶ってるわ』と、苦笑いされていました。
今まで自分がやってきたことを変えることや
人に自分の願望を伝えることなど
とても勇気がいること。
でも、『消えたい』と思って生きることは
誰にとっても、幸せでない結果を生みだしてしまうと思うんです。
お子さんたちも、ここまでお母さんが苦しんでいるとは
気づいていないはず。
もし、お母さんが、肉体的にも精神的にも
クタクタに動けないほどに疲れ切ってしまってから
『本当は辛かった』と告げられたら、
周りの人たちは、取り返しのつかないことをしてしまったと
罪悪感に苛まれるかもしれません。
必要以上なものを背負って生きているお客さまに
多くお会いしますが、
『どうせ言っても仕方ないから』という諦めだったり
『私がやった方が早いから』という強さだったり
『人にお願いするのは申し訳ないから』という遠慮だったり
愛情深く、器用で真面目で頑張り屋さんな方ばかりだと気づきます。
自分で出来てしまうがゆえに、人に頼らずに済ませてしまう。
でも、身体は悲鳴をあげていたりするんですよね。
まずは自分を満たすこと。
幸せは、そこからです。
自分が欲しているものに気づいて
そこを満たそうとしていく勇気をもつことで
不思議と疲労感は減っていきます。
病院に行っても、特に病気が見つからないといった不定愁訴。
それは、身体からのメッセージだったりします。
そこを丁寧に聴き取り
人生を、楽しく軽やかに歩んでいただけるお手伝いを
させていただいております。
来年をスッキリとした気持ちでスタートできるよう
ぜひ、凝り固まった身体や心のコリを解きほぐしませんか?
最後までお読みくださいまして、本当にありがとうございます。